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2024/08/27つぶやき

フリーランスも正社員も!リモートワークITエンジニア案件数の増減と市場見通し_その①

「リモートワークのITエンジニア求人は増えているって聞くけど、実際どうなの?」「フリーランスと正社員、どっちの方が案件数が多いの?」といった疑問をお持ちのあなたへ。この記事では、リモートワークITエンジニアの案件数の増減を、フリーランスと正社員それぞれに分け、具体的なデータやグラフを用いながら解説します。さらに、今後の市場見通しや、需要が高まるITスキル、リモートワークITエンジニアとして働くための準備と心構えについても詳しく紹介します。リモートワークでITエンジニアとして活躍したいと考えている方は必見の内容です。

1. リモートワークITエンジニアの案件数増加の背景

リモートワークITエンジニアの案件数は、近年増加傾向にあります。この背景には、以下の2つの大きな要因が挙げられます。

1.1 コロナ禍によるリモートワークの普及

2020年初頭からの新型コロナウイルス感染症の世界的な流行は、多くの企業にとって大きな転換期となりました。感染拡大防止の観点から、従業員の安全確保と事業継続を両立させる必要に迫られ、多くの企業がリモートワークを導入しました。この流れは、IT業界においても例外ではありませんでした。

従来はオフィスへの出勤が一般的であったITエンジニアも、リモートワークへの移行を余儀なくされました。当初は、セキュリティやコミュニケーション、評価制度など、様々な課題が指摘されましたが、多くの企業が試行錯誤を重ねる中で、徐々に克服されていきました。その結果、リモートワークは一時的な対応策ではなく、新しい働き方として定着しつつあります。

リモートワークの普及は、企業側に以下のメリットをもたらしました。

  • オフィス賃料などのコスト削減
  • 地理的な制限がなくなり、優秀な人材を獲得しやすくなる
  • 従業員のワークライフバランスが改善され、生産性やエンゲージメントが高まる

これらのメリットを享受するために、リモートワークを継続する企業は多く、その結果、リモートワークに対応したITエンジニアの需要が高まっています。また、企業側だけでなく、従業員側にも、通勤時間の削減や柔軟な働き方ができるといったメリットがあるため、リモートワークを希望するITエンジニアは増加しています。 令和3年版 情報通信白書|総務省

1.2 IT人材不足の深刻化

IT人材不足は、日本国内における長年の課題となっています。経済産業省の調査によると、2030年には、最大で約79万人のIT人材が不足すると予測されています。 IT人材需給に関する調査(概要) - 経済産業省 この人材不足は、企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する上で、大きな障壁となっています。

IT人材不足の背景には、以下の要因が挙げられます。

  • IT業界の急速な成長に伴う人材需要の増加
  • 少子高齢化による労働人口の減少
  • IT人材の育成が追いついていない

このような状況下において、企業は、優秀なIT人材を獲得するために、従来の雇用形態や勤務場所に捉われない、柔軟な働き方を導入する必要に迫られています。リモートワークは、その有効な手段の一つとして注目されています。企業は、リモートワークを導入することで、地理的な制限をなくし、全国各地の優秀なIT人材を獲得することが可能になります。また、海外のIT人材の活用も容易になります。

このように、コロナ禍によるリモートワークの普及とIT人材不足の深刻化が相まって、リモートワークITエンジニアの案件数は増加しています。今後も、この傾向は続くと予想されます。

2. フリーランスITエンジニアの案件数の増減

近年、フリーランスITエンジニアの案件数は増加傾向にあります。ここでは、スキル別の案件数の推移や今後の見通しについて詳しく解説していきます。

2.1 増加傾向にあるフリーランスITエンジニアの案件数

IT人材不足や企業のDX推進、リモートワークの普及などを背景に、フリーランスITエンジニアの案件数は増加傾向にあります。特に、高い専門性や柔軟な働き方を求める企業から、フリーランスITエンジニアへのニーズが高まっています。 経済産業省「IT人材需給状況について」

2.2 スキル別に見る案件数の推移

フリーランスITエンジニアの案件数は、スキルによってその増減に違いが見られます。ここでは、特に需要の高いWeb開発系、アプリ開発系、インフラストラクチャ系の3つのスキルについて、具体的な案件数の推移を見ていきましょう。

2.2.1 Web開発系

Web開発系は、フリーランスITエンジニアの中でも特に人気が高く、案件数も多い分野です。近年では、フロントエンドからバックエンドまで一貫して開発できるフルスタックエンジニアへの需要が高まっており、それに伴い案件数も増加しています。具体的なスキルとしては、HTML、CSS、JavaScriptといったフロントエンド技術に加え、PHP、Ruby、Pythonといったバックエンド技術、さらにReactやVue.jsといったJavaScriptフレームワークに関するスキルが求められています。

スキル案件数の推移参考情報
HTML/CSS増加傾向クラウドワークス「スキル別案件動向調査」
JavaScript増加傾向クラウドワークス「スキル別案件動向調査」
PHP増加傾向クラウドワークス「スキル別案件動向調査」
Ruby増加傾向クラウドワークス「スキル別案件動向調査」
Python増加傾向クラウドワークス「スキル別案件動向調査」
React増加傾向クラウドワークス「スキル別案件動向調査」
Vue.js増加傾向クラウドワークス「スキル別案件動向調査」

2.2.2 アプリ開発系

スマートフォンやタブレットの普及に伴い、アプリ開発系の案件数も増加傾向にあります。特に、iOSやAndroidといったモバイルアプリ開発の需要が高く、SwiftやKotlin、Javaといったプログラミング言語のスキルを持つエンジニアが求められています。また、近年では、ゲームアプリ開発やVR/ARアプリ開発といった分野での案件数も増加しており、UnityやUnreal Engineといったゲームエンジンに関するスキルも注目されています。

スキル案件数の推移参考情報
Swift増加傾向ロバート・ウォルターズ「給与調査」
Kotlin増加傾向ロバート・ウォルターズ「給与調査」
Java増加傾向ロバート・ウォルターズ「給与調査」
Unity増加傾向ロバート・ウォルターズ「給与調査」
Unreal Engine増加傾向ロバート・ウォルターズ「給与調査」

2.2.3 インフラストラクチャ系

クラウドサービスの普及に伴い、インフラストラクチャ系の案件数も増加傾向にあります。特に、AWSやAzure、GCPといったクラウドプラットフォームの構築・運用・保守に関するスキルを持つエンジニアの需要が高く、案件数も増加しています。また、近年では、DevOpsの浸透により、インフラ構築だけでなく、アプリケーション開発や運用までを一貫して行えるエンジニアが求められるケースも増えています。そのため、DockerやKubernetesといったコンテナ技術や、AnsibleやTerraformといったInfrastructure as Codeツールに関するスキルも重要視されています。

スキル案件数の推移参考情報
AWS増加傾向ITmedia NEWS「AWSエンジニアの平均年収は1022万円、求人倍率は10.8倍に」
Azure増加傾向ITmedia NEWS「AWSエンジニアの平均年収は1022万円、求人倍率は10.8倍に」
GCP増加傾向ITmedia NEWS「AWSエンジニアの平均年収は1022万円、求人倍率は10.8倍に」
Docker増加傾向ITmedia NEWS「AWSエンジニアの平均年収は1022万円、求人倍率は10.8倍に」
Kubernetes増加傾向ITmedia NEWS「AWSエンジニアの平均年収は1022万円、求人倍率は10.8倍に」
Ansible増加傾向ITmedia NEWS「AWSエンジニアの平均年収は1022万円、求人倍率は10.8倍に」
Terraform増加傾向ITmedia NEWS「AWSエンジニアの平均年収は1022万円、求人倍率は10.8倍に」

2.3 今後のフリーランスITエンジニアの案件数の見通し

フリーランスITエンジニアの案件数は、今後も増加傾向が続くと見込まれています。企業のIT投資は増加傾向にあり、特にDX推進やAI/IoT/ビッグデータといった先端技術への投資が活発化しています。これらの分野では、高い専門性を持つフリーランスITエンジニアへのニーズが高く、案件数増加の牽引役となると予想されます。

また、働き方改革の推進やリモートワークの普及により、企業の雇用形態が多様化しており、フリーランスITエンジニアの需要をさらに押し上げると考えられます。ただし、IT業界は技術革新のスピードが速いため、フリーランスITエンジニアは常に最新の技術やトレンドをキャッチアップし、スキルアップを続けることが重要です。

2.3.1 需要が高まるITスキル

    • AI・機械学習
    • クラウドコンピューティング
    • サイバーセキュリティ
    • データサイエンス
    • ブロックチェーン

2.3.2 競争激化への対策

    • 専門性の高いスキルを身につける
    • 実績を積んで信頼性を高める
    • 自己PRや営業活動を積極的に行う
    • 最新技術の習得や資格取得など、市場価値を高める努力をする

フリーランスITエンジニアは、自身のスキルや経験、市場の動向などを踏まえ、戦略的にキャリアを形成していくことが重要です。


さて本記事は長文になりますので今回は以上にしてまた次回その②を投稿いたしますので、その①でご興味いただけた方はぜひ次回もご覧になったください!


その他、ご不明点や市場調査、提携模索、キャリア相談などIT営業歴20年前後の担当者が複数いますので何かしらお役に立つ情報をお伝えできるかと思いますのでお気軽にDigitraWithお問い合わせか以下メールアドレスにご連絡いただけますと幸いです^^

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