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業界情報
2024/08/07業界情報
フリーランスWebデザイナーが用意すべきポートフォリオについて
皆様、こんにちは。
ITフリーランス支援サイト「DigitraWith」です。
1. 目的に応じたポートフォリオの構成
ポートフォリオはただの作品集ではなく、自分のスキルや経験を効果的にアピールするためのツールです。以下のポイントに注意して構成しましょう。
- ターゲットに合わせる:クライアントが求めるスキルセットやデザインスタイルを意識して、関連するプロジェクトを中心に掲載します。例えば、Eコマースサイトのデザインが得意なら、実際に手がけたサイトの成功事例を強調します。
- 多様性を持たせる:異なるタイプのプロジェクト(ウェブサイト、アプリ、グラフィックデザインなど)をバランスよく含めることで、多才さをアピールします。例えば、レスポンシブデザインやUI/UXデザイン、ブランディングなど、幅広いスキルを示すことができます。
- 自己紹介ページ:簡潔な自己紹介を明記しましょう。特に経歴や得意分野は簡潔に記載しましょう。具体的な自己紹介の例として、「デザインの専門学校を卒業後、10年以上に渡りWebデザイナー業に従事しています。事業会社・制作会社での勤務経験があり、特にユーザー中心のデザインを得意としています。趣味は旅行とカメラで、異なる文化や景色からインスピレーションを得ています。」
2. 具体的な成果を示す
良いポートフォリオの条件の一つに「具体的な定量的・定性的効果を入れる事」があります。これにより、自分の仕事が実際にどれだけの価値を生み出したかをクライアントに伝えられます。
- 定量的な成果:ウェブサイトの訪問者数の増加、コンバージョン率の向上、売上増加など、具体的な数字を示します。例えば、「このウェブサイトのリニューアル後、月間訪問者数が30%増加し、コンバージョン率が15%向上しました。」
- 定性的な成果:ユーザーのフィードバック、ブランド認知度の向上、デザインの評判など、数字以外の効果も記載します。例えば、「新しいデザインはユーザーから高評価を受け、ブランドの信頼性が向上しました。」
3. ビフォー・アフターを示す
リデザインやサイト改善のプロジェクトの場合、ビフォー・アフターの比較を行うことで、あなたのデザインがどれだけ改善されたかを視覚的にアピールできます。
- ビフォーの問題点:元のデザインの課題やクライアントの要望を具体的に記載します。例えば、「ビフォーのサイトはナビゲーションが複雑で、ユーザーが目的の情報にたどり着くのに時間がかかっていました。」
- アフターの改善点:新しいデザインがどのように問題を解決し、どのように効果を発揮したかを詳しく説明します。例えば、「アフターのサイトでは、ナビゲーションをシンプルにし、ユーザーの直帰率が20%減少しました。」
4. プロジェクトのプロセスを説明
単に成果物を見せるだけでなく、プロジェクトのプロセスを説明することで、あなたの思考過程や問題解決能力をアピールできます。
- コンセプトの立案:プロジェクトの目的やコンセプトをどのように定義したかを説明します。例えば、「このプロジェクトの目的は、ユーザーの購買体験を向上させることでした。そこで、ユーザーリサーチを行い、ペルソナを作成し、購買フローを最適化しました。」
- デザインプロセス:ワイヤーフレームから最終デザインまでの過程を具体的に示します。例えば、「最初にスケッチを行い、次にワイヤーフレームを作成し、プロトタイプを通じてユーザーテストを実施しました。その後、フィードバックを反映させ、最終デザインを完成させました。」
- フィードバックの取り入れ方:クライアントやユーザーからのフィードバックをどのように反映させたかを記載します。例えば、「ユーザーテストで得られたフィードバックを基に、ナビゲーションの改善やボタンの配置を調整しました。」
5. デザインツールと技術のアピール
自分が使用するデザインツールや技術に関する情報も含めると、クライアントに対して自分のスキルセットを明確に示す事ができます。
- 使用ツール:Adobe XD、Figmaなどの使用経験を具体的に記載します。例えば、「Adobe PhotoshopやIllustratorを使用して高品質なビジュアルを作成し、Figmaでプロトタイプを作成しました。」
- 技術スタック:HTML、CSS、JavaScriptなどのフロントエンド技術を保有している方であれば確実に技術スタックも記載しましょう。例えば、「HTML5やCSS3を駆使してレスポンシブデザインを実現し、JavaScriptでインタラクティブな要素を追加しました。」
6. 共通認識の確立
曖昧な言葉の認識齟齬を防ぐために、ポートフォリオ内で使う専門用語の定義を明確にしましょう。例えば、要件定義という言葉の範囲が企業によって異なることがありますので、自分が行った具体的な作業内容を説明することで、誤解を避けることができます。
- 専門用語の定義:各プロジェクトで使用した専門用語の定義を明確にし、その範囲や内容を説明します。例えば、「要件定義では、クライアントとのミーティングを通じてプロジェクトの目標を設定し、具体的な機能要件を文書化しました。」
- 具体的な作業内容:要件定義、デザインプロセス、フィードバックの取り入れなど、どの段階でどのような作業を行ったかを詳細に記載します。例えば、「デザインプロセスでは、まず初期コンセプトを作成し、次にワイヤーフレームを作成、最後にビジュアルデザインを行いました。」
7. プロジェクトの詳細情報を提供
プロジェクトの規模や担当範囲がわかる情報を提供することで、企業の担当者が具体的なイメージを持ちやすくなります。契約上差し支えない範囲で、以下の情報を含めましょう。
- プロジェクトの規模:ユーザー数、サイトのページ数、チーム人数など。例えば、「このプロジェクトは月間50万ユーザーを対象とした大規模なEコマースサイトのリニューアルでした。」
- 担当期間:プロジェクトに関与した期間を明記します。例えば、「このプロジェクトには6ヶ月間関与し、その間にデザインとフロントエンドの開発を担当しました。」
- 担当工程:自身が担当した具体的な工程(要件定義、デザイン、実装、テストなど)を記載します。例えば、「要件定義、ワイヤーフレーム作成、UIデザイン、フロントエンドコーディング、ユーザーテストを担当しました。」
8. 継続的な更新
ポートフォリオは一度作ったら終わりではなく、常に最新の情報に更新することが重要です。新しいプロジェクトや学んだスキルを随時追加しましょう。
- 新しいプロジェクト:最近のプロジェクトを追加することで、最新のスキルやトレンドに対応していることを示せます。例えば、「最近では、最新のデザイントレンドを取り入れたスマートフォンアプリのUIデザインを担当しました。」
- 学んだスキル:新しく学んだスキルや技術を追加することで、継続的な成長をアピールします。例えば、「最近、Reactを学び、インタラクティブなWebアプリケーションの開発に挑戦しました。」
まとめ
ポートフォリオは、フリーランスWebデザイナーにとって自身のスキルや経験をアピールする最も重要なツールです。以下のポイントを押さえて、魅力的なポートフォリオを作成しましょう。
- 目的に応じた構成:ターゲットに合わせ、多様性を持たせ、自己紹介ページを充実させる。
- 具体的な成果の提示:定量的・定性的な効果を示す。
- ビフォー・アフターの比較:デザインの改善点を視覚的に示す。
- プロセスの説明:コンセプト立案からフィードバックの取り入れまで詳しく記載。
- デザインツールと技術のアピール:使用ツールや技術スタックを明確にする。
- 共通認識の確立:曖昧な言葉の定義を明確にし、具体的な作業内容を説明。
- プロジェクトの詳細情報:規模、担当期間、担当工程を具体的に記載。
- 継続的な更新:新しいプロジェクトや学んだスキルを追加。
これらのポイントを意識して、常に最新で魅力的なポートフォリオを維持し、クライアントからの信頼と案件獲得に繋げましょう。ポートフォリオ作成に関してのご質問やご相談があれば、いつでもお問い合わせください。
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