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2025/01/16つぶやき

フリーランスエンジニアを検討中の方必見!開業手続きの手引き

フリーランスエンジニアを検討中の方必見!開業手続きの手引き

こんにちは!DigitraWith運営です。この記事では、フリーランスとして新しい一歩を踏み出そうと考えているあなた、開業手続きって複雑で何から始めたらいいのか分からないという方の不安を解消するために、フリーランス開業に必要な手続きを分かりやすく、ステップバイステップで解説します。この記事を読み終える頃には、開業手続きの全体像が掴め、スムーズに手続きを進めるための準備が整っているはずです。さあ、夢の実現に向けて、一緒に最初のステップを踏み出しましょう!

1. フリーランス開業のメリット・デメリット

フリーランスとして開業する際には、メリットだけでなくデメリットも存在します。独立を考えている方は、メリット・デメリットの両方を理解した上で、本当にフリーランスとして活動していくことが自分にとって最適な選択なのかを慎重に検討する必要があります。

1.1 メリット

フリーランスとして開業するメリットは数多くあります。主なメリットは以下の通りです。

①自由な時間

 自分の裁量で働く時間や場所を決められます。通勤時間も自分の都合に合わせて調整できるため、ワークライフバランスを実現しやすいでしょう。

②収入アップの可能性

 成果に応じて収入が増えるため、会社員時代よりも高い収入を得られる可能性があります。自分のスキルや経験を活かして、積極的に仕事を受注することで、収入アップを目指せます。

③好きな仕事ができる

 自分の得意分野や興味のある仕事に集中できます。自分のスキルや経験を活かせる仕事を選べるため、仕事へのモチベーションを高く維持しやすいでしょう。

多様な働き方ができる

 プロジェクトごとに契約を結ぶなど、多様な働き方が可能です。一つの企業に縛られることなく、様々な企業や人と関わりながら仕事ができます。

自己成長できる

 様々な業務に携わることで、幅広いスキルや知識を習得できます。自ら学び、成長していく意欲が求められますが、その分自己成長を実感しやすいでしょう。

1.2 デメリット

フリーランス開業には、メリットだけでなくデメリットも存在します。主なデメリットは以下の通りです。

デメリット

①収入の不安定さ

 仕事量や成果によって収入が変動するため、収入が不安定になる可能性があります。安定した収入を得るためには、継続的に仕事を受注する努力が必要です。

②自己管理の難しさ

 勤務時間や仕事の進め方を自分で管理する必要があるため、自己管理能力が求められます。怠惰にならず、計画的に仕事を進めていく必要があります。

福利厚生がない

 会社員のように、健康保険や厚生年金などの福利厚生が保証されていません。自分で社会保険に加入する手続きなどを行う必要があります。

営業活動の必要性

 継続的に仕事を受注するためには、自ら営業活動を行う必要があります。人脈を広げたり、営業スキルを磨いたりする努力が求められます。

責任の重さ

 仕事の結果はすべて自分の責任となります。責任感を持って仕事に取り組む姿勢が重要です。

2. 開業前に知っておくべきこと

フリーランスとして開業する前に、どのような形態で働くか、必要な手続き、そして開業後の手続きまで、しっかりと理解しておくことが重要です。準備不足によるトラブルを避け、スムーズに事業をスタートさせるために、以下の点に注意しましょう。

2.1 必要な開業届の種類

フリーランスとして開業する場合、税務署に開業届を提出する必要があります。主な開業届の種類と提出先を理解しておきましょう。

個人事業の開業・廃業等届出書(開業届)

提出先:事業所管轄の税務署

青色申告承認申請書

提出先:事業開始日から2ヶ月以内に事業所管轄の税務署

2.2 開業届を出すタイミング

開業届は、事業を開始した日から1ヶ月以内に提出する必要があります。提出が遅れると、青色申告の特典を受けられない可能性があるので注意しましょう。また、開業届は事業開始前でも提出することができます。開業準備が整ったら早めに提出しておくことをおすすめします。

事業開始日とは、実際に事業活動(仕事を受注したり、サービスを提供したりすること)を始めた日を指します。事業の準備期間は含まれませんので、注意が必要です。例えば、ホームページ作成や名刺作成などの準備期間は事業開始日とはみなされません。

3. 開業手続きのやり方

フリーランスとして開業するための手続きは、主に個人事業主として開業する場合と法人として開業する場合の2種類に分けられます。ここでは、個人事業主として開業する場合の手続きについて詳しく解説します。法人設立については、専門家への相談をおすすめします。

3.1 個人事業主の場合

個人事業主として開業する場合、最も重要な手続きは「開業届」の提出です。開業届は、税務上の手続きであり、事業を開始したことを税務署に届け出るものです。また、開業届以外にも、事業内容によっては手続きが必要な場合があります。例えば、飲食店を開業する場合は「食品衛生許可」、建設業を開業する場合は「建設業許可」など、それぞれの業種に合わせた許可や届出が必要となります。これらの手続きについても、事前に管轄の役所などに確認しておきましょう。

 3.1.1 開業届の提出方法

開業届は、税務署に直接持参するか、郵送、もしくはe-Tax(国税電子申告・納税システム)を利用して電子的に提出することができます。e-Taxを利用するには、事前に利用者識別番号を取得するなどの準備が必要ですが、一度設定しておけば自宅やオフィスから手続きが完了するので便利です。また、受付印が必要な場合は、控えの開業届を持参して税務署の窓口で受付印をもらいます。

 3.1.2 必要書類

開業届を提出する際に必要な書類は、原則として開業届出書のみです。ただし、開業届出書に必要事項を記入する際に、マイナンバーカードまたは通知カードが必要となります。また、青色申告承認申請書を同時に提出する場合には、青色申告承認申請書も必要です。開業届出書と青色申告承認申請書は、国税庁のウェブサイトからダウンロードできます。

4. 開業後の手続きと注意点

フリーランスとして開業手続きが完了したら、それで終わりではありません。むしろ、そこからが本当のスタートです。開業後には、様々な手続きや注意点があります。税金、社会保険、その他の手続きなど、しっかりと理解し、適切な対応をすることが重要です。これらの手続きを怠ると、ペナルティが発生したり、事業運営に支障をきたす可能性があります。そのため、開業後も気を抜かずに、必要な手続きを進めていきましょう。

4.1 税金関係の手続き

フリーランスになると、会社員時代とは異なり、自分で税金を納める必要があります。主な税金関係の手続きは以下の通りです。

 4.1.1 所得税の確定申告

フリーランスの所得にかかる税金である所得税は、毎年1回、確定申告を行う必要があります。確定申告では、1年間の収入と経費を計算し、納めるべき所得税額を確定します。確定申告の時期は、毎年2月16日から3月15日までです。e-Taxを利用することで、自宅から簡単に申告することができます。また、税務署や市町村役場などで開催される無料相談会を利用するのも良いでしょう。

 4.1.2 消費税の納税

フリーランスであっても、一定の条件を満たすと消費税を納める義務が生じます。2年前の課税売上高が1,000万円を超えた場合、翌々年から消費税の納税義務者となります。消費税の申告は、原則として1年間の課税売上高を計算し、消費税額を確定します。ただし、簡易課税制度を選択することも可能です。

4.2 社会保険の手続き

フリーランスになると、会社員のように会社が社会保険料を負担してくれなくなります。自分で社会保険に加入する必要があります。主な社会保険の手続きは以下の通りです。

 4.2.1 国民健康保険

会社員ではなくなった場合、国民健康保険に加入する必要があります。加入手続きは、住所地の市区町村役場で行います。保険料は、前年の所得などを基に計算されます。

 4.2.2 国民年金

国民年金は、20歳以上60歳未満のすべての人が加入する義務があります。フリーランスも例外ではありません。国民年金への加入手続きは、住所地の市区町村役場で行います。保険料は、定額で支払います。国民年金基金に加入することで、将来受け取れる年金額を増やすことも可能です。

4.3 その他の手続き

税金や社会保険以外にも、開業後には様々な手続きがあります。事業内容によっては、許認可が必要な場合もあります。

 4.3.1 青色申告

青色申告とは、複式簿記で帳簿をつけ、一定の要件を満たすことで、税制上の優遇措置を受けられる制度です。最大65万円の控除を受けられるため、節税効果が期待できます。青色申告を行うためには、開業日から2ヶ月以内に「青色申告承認申請書」を税務署に提出する必要があります。

 4.3.2 開業資金の準備

開業後も、事業を継続していくためには、資金が必要です。運転資金や設備投資資金など、資金繰りを計画的に行うことが重要です。日本政策金融公庫や信用保証協会などの公的融資制度を利用することも検討しましょう。


手続き       内容            提出先/手続き場所


所得税の確定申告  1年間の所得を申告     税務署

消費税の納税    一定額以上の売上がある場合 税務署

          、消費税を納付

国民健康保険    医療保険に加入       市区町村役場

国民年金      年金制度に加入       市区町村役場

青色申告承認申請  青色申告を行うための申請  税務署


5. 開業手続きに関するよくある質問

これからフリーランスとして開業するにあたって、手続きに関する様々な疑問を持つ方も多いでしょう。ここでは、よくある質問とその回答をまとめました。

5.1 開業届は必ず提出しなければならない?

開業届の提出は法律上の義務ではありません。しかし、開業届を提出することで、税制上の優遇措置(青色申告特別控除など)を受けられたり、屋号で銀行口座を開設できるなど、メリットが多いため、提出することが推奨されています。また、事業内容によっては、開業届の提出が義務付けられている場合もあります。

5.2 開業届を出すと税金はどうなる?

開業届を提出することで、所得税の確定申告が必要になります。また、売上が一定額を超えると消費税の納税義務も発生します。ただし、開業届を提出することで、青色申告を選択できるようになり、節税効果の高い青色申告特別控除(最大65万円)を受けることができるなど、税制上のメリットもあります。

5.3 開業前に準備しておくべきものは?

開業前に準備しておくべきものは、事業内容によって異なりますが、一般的には以下のようなものがあります。


項目           内容


事業計画書        事業内容、売上目標、資金計画などをまとめたもの

開業資金         事業を始めるために必要な資金

業務に必要な設備・備品  パソコン、ソフトウェア、オフィス用品など

屋号(任意)        事業を行う際に使用する名称

印鑑(任意)        屋号入りの印鑑があると便利


5.4 開業届の提出期限は?

開業届の提出期限は、開業日から1ヶ月以内です。期限を過ぎても提出できますが、税制上のメリットを最大限に受けるためには、期限内に提出することをおすすめします。

5.5 開業届はどこに提出する?

開業届は、事業を行う場所を管轄する税務署に提出します。郵送やオンラインでの提出も可能です。

5.6 青色申告と白色申告の違いは?

青色申告と白色申告は、帳簿の記帳方法や控除額などが異なる確定申告の種類です。青色申告は、複式簿記による詳細な帳簿の作成が必要ですが、最大65万円の青色申告特別控除など、税制上のメリットが大きいです。白色申告は、簡易な帳簿で申告できますが、控除額は少なくなります。


項目       青色申告 白色申告

帳簿       複式簿記 簡易帳簿
控除       最大65万円(青色申告特別控除など) 10万円(白色申告控除)
純損失の繰越し  3年間 不可

5.7 フリーランスが加入できる健康保険は?

フリーランスが加入できる健康保険は、主に国民健康保険です。会社員のように会社の健康保険組合に加入することはできません。前職で加入していた健康保険組合から任意継続被保険者となることもできますが、2年間という期限があります。

5.8 フリーランス向けの補助金や助成金はある?

フリーランス向けの補助金や助成金は、国や地方自治体などによって様々な種類が用意されています。創業支援やIT導入支援、スキルアップ支援など、事業内容や目的に合わせて活用できます。こまめに情報収集を行い、積極的に活用していくことをおすすめします。

5.9 副業でフリーランスとして活動する場合の手続きは?

副業でフリーランスとして活動する場合も、本業の収入とは別に確定申告が必要になります。また、副業の収入が一定額を超える場合は、住民税の申告方法が変わる場合もあります。本業の会社に副業が禁止されていないか確認することも重要です。

6. まとめ

この記事では、これからフリーランスを始めようと考えている方に向けて、開業手続きのやり方について詳しく解説しました。フリーランスには、時間や場所にとらわれない自由な働き方ができるなどのメリットがある一方、収入の不安定さや自己管理の難しさといったデメリットも存在します。開業前に、自分の目指す働き方やリスクをしっかりと理解しておくことが重要です。

開業手続き自体は、個人事業主の場合、開業届を税務署に提出する比較的シンプルなものです。開業届の書き方や必要書類についても解説しましたので、参考にしてください。また、開業後は、確定申告や国民健康保険、国民年金などの手続きが必要になります。税金や社会保険に関する知識も身につけて、スムーズな開業を目指しましょう。

開業届の提出は必ずしも義務ではありませんが、青色申告特別控除を受けるためには必須です。節税効果の高い青色申告制度を活用するためにも、開業届の提出はおすすめです。開業前に、資金の準備や必要な手続きについてしっかりと確認し、万全の準備を整えてフリーランスとしての第一歩を踏み出しましょう。


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